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2012年4月 7日 (土)

[山下達郎]Performance2011-2012@ 中野サンプラザ(1)

昨日4/6の公演に行ってきました.達郎さんは本格的なライブ中心の活動に戻って3シーズン目のツアー,後半戦に入っています.ツアー中なんとか1回行ければ良いかな,とはいつも思っていて,前回以来1年半ぶりに見てきました.

その時も書きましたが,普段からアイドルの話ばかり出てくるこのブログですが,筆者である私は基本的に音楽が好き,という人間であることにかわりはありません.ガールポップという分野が好きだ,というただそれだけの話なのです.ですから,達郎さんやクラシックを聞きに行くと,自分の原点が自分が演奏する側にあったことを思い出すし,楽曲派以外の何者でもないことを思い出すのです.

やっぱりライブというのはああいうものだなぁ,という公演.セットや照明と,圧倒的な生バンドと,中心に立つ達郎さん.中野サンプラザの2階の後ろの方でも楽しめる,それが当たり前.いつも通り曲もMCも充実の3時間半.

何かのインタビューでAKBについてどう思うか聞かれたときに,「ぼくの人生に必要ありません」と答えた件については,「これだと角が立つから「向こうもそうだろうけど(笑)」とつける.これがシャレというものだ.しかし最近はシャレが通じにくい世の中になっていて困る」とのこと.また,これに関連して「ディスる」とネットで話題を広められたことについては,「そんなのは日本語じゃない,くだらない」と言い切れる達郎さん.やっぱりこういうことを言ってくれる人がいるというのは本当にありがたいなぁと感じました.

とはいえ,このAKBについての話題で「人生に必要ありません」のところで客席から拍手がわき起こるのも事実で,やっぱり現在の音楽業界に何らの不満,あるいは違和感を感じる人は少なからずいるのでしょうねー.私もその1人ですけれど.

その後,「ソフトシンセが入る曲をステージで演奏しようと模索したが,上から生バンドの音を乗せるとベースが聞こえなくなって,出来損ないのPerfumeみたいになってしまう.もっと勉強して(披露できるようにして)いきたい」という発言も.別にPerfumeだって達郎さんが生きていく上では必要無い気もするのですが,以前からたまに話題に出してくれて,ファンとしては嬉しいですね.

そして,「私の音楽は1億2千万人全員に好まれるようなもの,全ての人に伝わる音楽だとは今でも思っていない」という発言が印象的でした.最近も,どこかで似たような発言を聞く気がします.それはまぁ,他ならぬ中田ヤスタカですけれど,FRIDAYのインタビューで「(売れる音楽を売ることが悪いとは思わないが,)もし全ての音楽がタダになったらどんな音楽が聴かれるか考えている」と言っていたりもします.音楽を作る才能に対してお金が払われるシステムがあればそうなるんだろうなーとは思いつつ.

ともあれ,ガラパゴスを目指す,若い頃は色々挑戦もしていたが思い残すこともない,残りの人生は客をいじりながら好きな曲をステージで演奏する,と言い続ける達郎さん.この日はまりやさんとの30回目の結婚記念日,そして来年はついに還暦にしてあのパワー.ああいう大人になりたいという思いを強くします.

最後はホールに対する思い.「最近はライブハウスから一気に武道館・横浜アリーナ・東京ドームに行ってしまう人が多いが,ホールを使う人が少ないのは残念」「NHKホールの3000人でも大きく感じるから,公演数が増えても可能な限り1920人のサンプラザでたくさんやりたい」「採算的にどうであれ,私はこれからもずっとホールでやっていく」という発言を繰り出し,さらに,「海外進出はしない,海外に行くくらいならRIDE ON TIMEの頃からずっとやっている「ホーム」中野サンプラザで一本でも多くやりたい,日本という島国の中のミュージシャンで構わない」と.

こういう大人になりたいですね,本当に...

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コメント

そういえば、「on the street corner」でしたか?
発売当初のLP版ではありませんが、
“こんなことする人いるんだなぁ”って感心して聴いた覚えがあります。
日曜の午後のFM番組も楽しみに聴いていますよww
曲はオシャレなのに歌い方は“浪花節”的な…
あぁ…楽しい!!!


投稿: はとむぎ | 2012年4月 8日 (日) 19:39

あの「ひとり多重録音」は,当時アカペラをやろうにも周りに賛同してくれる人がいなかったのでひとり寂しくやることになった,という笑い話として毎回ステージで話されていますw

私も時間が許すときはラジオ聞いてます.やっぱりこっちが原点なんですよね~

投稿: umrn | 2012年4月 8日 (日) 21:56

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